インターネットなどを利用していく時にサーバーを介することがありますが、ここで動きをフォルダ単位で考えていくのが「.htaccess」です。
1つのファイルとして管理を行っていきますので、さほど容量を取ることもありません。
.htaccessというのはインターネットエクスプローラーなどのブラウザから要求されることに関してプログラムを起動させていくCGIやホームページの基本的な言語であるhtml形式の文書の処理を施していくSSIといった実行に関して宣言または命令をする内容や、テキストファイルなどを拡張子ごとに指定していくことになります。
コンテンツとも呼ばれていますが、その中でメールで利用されるのがMIMEタイプとなっています。
これも.htaccessで指定をしたり設定を行っていきますが、MIMEタイプというのは電子メールで文字コード以外にもデータを加えていく方式を定めています。
識別するコード体系が全て含まれていますので、ブラウザから閲覧をしていったりデータの送受信を行う時には利用されていきます。主な記述方法は「type/subtype」となります。
このMIMEタイプ以外にも.htaccessでは対応ができるように設定をしていたり、ユーザ認証やネットワークではIPアドレスだったりドメインを単位にしてアクセスを制限していくルールなどを記載していくことができます。
この.htaccessのファイルによって設定されている内容というのは、.htaccessが存在しているフォルダやサブフォルダへ効果を発揮していきます。
効果をもたらすフォルダに入っている他のファイルにも影響を及ぼしていきますので、時には.htaccessによって動かないファイルというのも存在してしまうので注意しなければなりません。
サブフォルダへも.htaccessを置くことができますので、矛盾しなければそれぞれ稼働させることが可能となります。矛盾してもサブフォルダを優先して動いていきます。
Webサーバを動かしていく設定用のファイルとしてhttpd.confというものがありますが、これを使っていくと.htaccessで設定することができる内容を制限していくことができます。
.htaccessはWebサーバを動かしていくApacheというツールなどが動いている状況でも使用することができなかったり、一部の機能だけしか使えないということもありますので、.htaccessは使い方を間違えないようにしてください。
カスタムエラーページを作る
もしも行きたいホームページのアドレスを間違えてしまったという時に、カスタムエラーページを利用することができます。
このカスタムエラーページというのは、アドレスを間違えてアドレスバーにいれて検索をしてしまったり、リンク先におけるページを削除したという場合といった時に代替ページとして利用をすることができます。
通常では指定しているアドレスのページが存在していないという場合に、404という数字の後に「NotFound」と表示され、その近くに指定したページが見つからないという指示文を目にすることがあるでしょう。
しかしカスタムエラーページを設定しておくと、そのページの内容を表示させることができますので、独自のデザインを表現していくことができます。
これならば企業や個人用のホームページでオリジナルのエラー関連のページを作成していくことができます。
もしも所定のアドレスで該当しているページを見つけることができなくても、カスタムエラーページによって、すぐにサイトのトップページへ導いていく事も可能となっています。
何らかの不具合などでページを削除してしまった時、再度検索エンジンからも探すことができないという時には、すぐにトップページへ移動をさせることで何度もアクセスが出来るように考えていくことができるのです。
カスタムエラーページを作成していく時にはWeb関連の制作会社に頼むとスピーディーなのですが、自分でも作成をすることができます。
必要なのはカスタムエラーページで使用するページや.htaccessというファイルになります。
所定の場所へカスタムエラーページや.htaccessファイルを設置していくことによって対応作業は完了となりますので、後は確認をしておけば問題はありません。